伊藤ひろたか

小児医療の無料化について

2007年 10月 15日

東京都、なかでも港区や品川区は高所得者が多いこともあって
小児医療が充実しています。
中学3年までは医療費がタダだったり、小学生の間は医療が免除だったり。


ぜひ、これらの自治体について今後、調査を進めたいと
思っているのですが、私は小児医療の無料化は
いい政策ではないのではないかと現時点では考えています。


なぜか。
まず、そもそもタダより高いものはありません。
つまり、品川区や港区で小児医療の無料化が実施されているのは
それだけ高い税金を払っているからです。


それともう1つ、隠れたコストがあります。
実はこの点を調査したいのですが、
無料になると小児病院は混むのではないかと思うのです。
タダですから、ちょっとしたことで病院に行くようになる
のではないか、これが私の仮説です。


もし、この仮説が正しいとするとどうなるでしょうか。
そもそも小児科医は減少傾向にあると言われている中で
患者が増える。
つまり、病院での待ち時間が増えるわけです。


ご存知の通り、今は夫婦共働きの家庭が多い。
当然、子供を病院に連れて行くとなれば、会社を休まなければ
いけないわけです。
待ち時間が長くなれば、会社を休む時間も増えるわけで
こうした隠れたコストを考えると無料化というのは
本当に効果があるのだろうかと思うわけです。


本当はもう1つ、隠れたコストがあるのですが
それは別の機会に。
いずれにしても、突き詰めて考えると小児医療の無料化は
お金を持っている人ほど、実は得をするシステムだと思うのです。

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