伊藤ひろたか

会派拘束について考える

2008年 02月 21日

会派とは横浜市会における、政党ごとの集団のことで、自民党横浜市議団とか民主党横浜市議団などがある。私が所属する会派は無所属クラブ。


一般的には会派は、議案の賛否に行動を同じくする。無所属クラブは例外で、個々人で賛否を決めるため、会派で意見を統一しない。


これには理由があって、純粋な無所属、つまり会派に所属しない一匹狼だと質問時間がほとんどなく、せっかくの市民からの声を議会に届けることができない。そこで、質問時間を確保するという目的で一致した議員で無所属クラブという会派を結成している。


それはさておき。会派拘束があるがゆえに、議員個人としては反対であっても賛成しなければいけない局面も出てくる。この1年、救急条例をはじめ、ゴミの過料条例など市民生活に大きな影響を与える条例がいくつか可決された。それらの条例は、少なくとも私が知る限りにおいては、会派の中でも意見が分かれていた。分かれていたけど、結局議案は可決されてきた。


何が言いたいのかというと、それだけ会派の拘束は強い。無所属クラブという小集団にいるから感じるのかもしれないが、せめて重要案件だけでも会派拘束を外して、議員一人ひとりが自分で判断して、賛否を決めれば議会も変わるのにと常々感じている。


そして今日。道路特定財源に関する意見書が自民党から提出された。可決されれば、横浜市として国に要望を上げることになる。そして、この意見書の賛否で民主党ヨコハマ会は賛否が分かれた。賛否の意思表示をせずに議場を退席した議員が3名、残りは反対の立場を取った。


先にも述べたように、私は会派の中で様々な意見があっていいと思うし、何より昔と違いイデオロギーの差がほとんどなくなっている今、会派で拘束する意義は薄れていると思う。だから、今日のヨコハマ会はよかったと思う。


よかったとは思うが、しかし・・・・。今までに市民生活にもっと身近な議案はいっぱいあった。今回のように国に対して意見書を提出するか否かといった問題よりももっと大切な案件で、ぜひ、会派拘束を外して行動してほしいものだ。


会派拘束を外し、議員が自らの頭で考え、応援してくれている市民のことを思い、自らの信条に従って行動する。当たり前のことだけれども、この当たり前のことを当たり前にできるようになったとき、議会はだいぶ様変わりするだろう。


安全保障政策や憲法など国の枠組みを議論する国会と違い、地方議会は市民の日常生活に直結する案件を議論するだけに、つまりイデオロギーの対立があまり存在しないだけに、議員が個々人で判断し、行動すべきだと私は常々感じている。

コメント (2)

葉奈 みづき:

会派の拘束より、党の拘束はもっと強いものだとおもいます。無所属の場合国政においても市議会においてもメリット、デメリットはついてまわりますが、それは党に所属しても同様にあると思います。でも、将来どうしても決断の時がくるでしょうね。
ところで平日、伊藤事務所を訪ねることは勤め人にとっては難しいことなので伊藤さんと親しく意見交換をしたい人達のために事務所の外で月に1度でも土・日に日を決めて1~2時間お茶をのみながらでも、モーニングをたべながらとかランチをしながら・・の自由参加のミーティングをしたらいかがですか? 月に1度そこにいけば伊藤さんと親しく話せる場があるのはいいことだと思いますがいかがでしょうか?

伊藤大貴:

そうですね、近いか遠いかは別としても将来決断する時は来ると思います。

さて、ご指摘のような声があるかと思いまして、実は昨年から第1、第3金曜日は深夜の23時まで事務所を開けています。今は予算審議中なので3月までは通常通り、17時にスタッフは帰りますが、4月以降は深夜営業を再開しようと思っています。

このほか、12月にはランチ会を開催しました。
今年もいくつか交流を持てる場を設けようと思っていますので、ぜひ、ご参加下さい。
お待ちしております。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)