横浜市に必要な議員の数は?
2008年 07月 14日横浜市会は現在閉会中ですが、先日、開催された運営委員会で議長より議員定数の削減について言及がありました。2007年の統一地方選挙直前に3増3減、つまり±0という理解に苦しむ決着を見た横浜市会ですが、今回の議長の言及により議員定数削減に向けて動きがありそうです。
そもそも議員の数はどれくらいが適正なのでしょうか。横浜市会議員の数は92名ですが、多いと思いますか?少ないと思いますか?私の考えは後述するとして、多くの方は92名という数だけを聞くと「多い!」と言います。しかし、実は人口規模から考えますと、横浜市の議員数は全国で最も少ないのです。365万人の市民に対して92名の議員、つまり1人の議員は約4万人の市民の代表者と言えます。例えば、同じ政令指定都市である川崎市の場合、人口139万人に対して議員数は63名、2万人の市民に対して1人の議員ということになります。
議員定数の削減が世間の耳目を集めること自体に、私たち議員は危機感を覚えなければいけません。それはつまり、議員の仕事っぷりが市民のみなさまに伝わっていないことの裏返しだからです。
さて、私は横浜市の議員数は半分でもいいと思います。他の議員から「それでは伊藤さんは落選だよ」と言われますが、その時は違った道を選べばいいと思っています。人数が少ない方が市民のチェックも働きやすいと思うのです。「議員数を削減すると多様な意見を反映できなくなる」とする声もあります。確かに定数が少なくなると、大政党有利になります。自民党と民主党だけになってしまう可能性もあります。
もし、そのような時代が来たと仮定して、自民党や民主党の人たちが自分たちの支持母体の声だけを聞いて政治を行うでしょうか。行えるでしょうか。そのような行為に及んだ時、世論に背を向けることになってしまいます。
議員定数を半分にするという私の考えは極端かもしれません。しかし、議論するときはそれくらいが丁度いいのではないでしょうか。地方議員はどうあるべきなのか、そこを議論しないことには適正な人数は決まらないと思うのです。仮に議員定数を10名減らしたとしても、議員のあり方がしっかり議論されていなければ、そのうち議員を減らそうという議論になるのは明らかです。前述した通り、議員の役割を今一度明確にし、議員の成果・仕事をしっかり市民のみなさまに知って頂く。この視点が重要ではないでしょうか。市民のみなさまはどう考えますか?