市会議員って何してるの?
2008年 08月 20日「市会議員ってさ、普段何やってるの?仕事しているの?」。今朝、偶然電車の中で一緒になった市民の方からいわれた言葉です。もちろん、見ず知らずの方ではなく、この1年半の間、様々な機会を通じてある程度親しくさせて頂いている方です。そういう人でさえ、市会議員が何をしているか分からないと感じている、この現実。
私だけでなく、多くの議員は「自分がやった、やった」と言うべきではないと考えています。政治の世界は実は非常に見えにくいのです。市民のみなさまも気付かないことが多いと思います。しかし、町を歩いていて、「あれっ?」と思うことはないでしょうか。危険だった場所にカーブミラーが付いた、横断歩道ができた、渋滞がひどかった場所に車線が増えた、など。
あるいは注意を凝らしても、みなさまの目に見えないこともいっぱいあります。「地域のことで、生活のことで、市役所に問い合わせたいけど、どこに聞いたらいいのか分からない」、そんな相談を寄せて下さる方もいます。もちろん、お手伝いをさせて頂きます。
ただし、上記のような陳情型の政治は市会議員の仕事の一部でしかありません。社会インフラが整っていなかった、一昔、ふた昔前までは陳情型政治だけでよかったのかもしれません。しかし、今は違います。これからは新しい仕組みを作っていかなければいけないのです。
横浜市の財政のさらなる健全化を図るために何をすべきなのか、新型インフルエンザに対する備えはどうあるべきなのか、大地震に向けた準備は整っているか、人口365万の自治体における本当のゴミ収集の姿はどうあるきべきなのか、挙げ出せばキリがありませんが、横浜市のルールを考える、提案していくのも私たち議員の仕事です。議会で発言する、発言を通じて行政サイドに注意を喚起する、発言を通じて予算を獲得する、市民生活にはっきりと分かる形になるまでに時間がかかる仕事です。
分かりにくいかもしれませんが、是非、こういった部分にも注目して頂ければと思います。
今、国会を見ていても、あまりに目先のことばかりを議論し過ぎています。もちろん、今の生活が大切であることは当然なのですが、政治はそれだけでは駄目なのです。芯のある政治家が少なくなり、マスコミも骨太の議論ができなくなった、今の現状こそ日本の最大の危機だと私は思います。10年後が本当に心配です。