マスコミにも選管にも申し上げたい
2008年 08月 30日今となってはみなさんもお忘れだと思いますが、2007年の統一地方選挙の時、私たち新人は大変な目に遭いました。政党を問わず、新人はみな、苦労しました。それはノボリです。名前が入ったノボリを街頭に立てて演説してはいけないということで、非常に厳しい取締りがありました。神奈川新聞も報じていました。
確かに公職選挙法を厳密に適用すれば、選挙時・非選挙時を問わず、名前が入ったノボリを立てるのは法律違反になります。しかし、新人にとっては名前を知ってもらうためには、どうしても必要なアイテムです。実際、ノボリを出さずに演説していると、「名前が分からないよ。どうせ、誰も内容なんか聞いていないんだからさ、ノボリ立てなさいよ」、このように市民の方から幾度も指摘されました。
選挙が近づく、ちょっと前まで現職の議員は普通にノボリを立てて活動していましたし、他都市の様子を見ても、ノボリを立てて活動していました。神奈川県下だけが非常に厳しかったのです。もちろん、公職選挙法では禁止されている行為なので、「ノボリを出すのは止めなさい」と言われれば、従わないわけにはいきませんでした。特に私のように選挙までの準備期間がわずか3ヶ月しかなかった人間にとっては、非常に厳しい戦いでした。
私は不満が言いたいのではありません。今、年末とも年始とも言われている次期衆議院選挙に向けて、候補予定者の街頭演説が各地で活発になっています。彼らのブログを見ると、ノボリはもちろん、たすきまで掛けて活動をしています。一般に知られていませんが、たすきも選挙時・非選挙時を問わず、公職選挙法では禁止されています。しかも同じ神奈川県下。わずか1年前には厳しく取り締まっていたのに、なぜ、国政選挙では許されるのでしょうか。なぜ、こんなことがまかり通るのでしょうか。あの統一地方選挙の時だけ、取締りが厳しかったのはなぜなのでしょうか。
公職選挙法が時代に合わなくなっています。ですから、国会でしっかりと法改正をして欲しいと思います。私も新人として選挙に臨みましたから、ノボリなしで活動する厳しさを経験しています。今、新人として国政に臨もうとしている彼らもノボリなしで活動しろとは言いません。ただ、なぜ、あの時、取締りが厳しかったのか、その大義はどこにあったのか、ハッキリして欲しいと思うのです。