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雨水幹線(下水道整備工事)を市民のみなさんと見学

新横浜の下に整備中の雨水幹線「港北処理区新羽末広幹線(太尾・駒岡区間)第二工区下水道整備工事」を市民のみなさんと見学してきました。場所はJR菊名駅から徒歩10分、環状2号線沿い、東海道新幹線の高架下。

今回の見学コースは、横浜市が整備中の下水道(雨水用)で、延長3.3km区間。港北区の旧太尾町(現・大倉山)は昔、「太尾には嫁を出すな」と言われるほど、常に鶴見川の河川氾濫に悩まされ続けた地域です。昭和30年代に始まった鶴見川総合治水対策により、今でこそ鶴見川流域の水害の被害は格段に減りましたが、つい最近まで鶴見川流域は夏場の台風の時期は常に床上浸水、床下浸水に悩まされてきました。


さて、それでも、まだ鶴見川流域には河川よりも低い地域が存在します。当然、水は高い所から低い所に流れますから、こういう低地では強制的に水を川に排出する装置が必要です。それがポンプ場で、鶴見川流域に14か所のポンプ場があります。緑区にも鴨居ポンプ場があり、JR横浜線の車窓から確認できます。


鶴見川流域は急激な都市化により、緑や田んぼなどが減少し、遊水・保水機能が著しく低下しました。これを解決するためにポンプ場があり、50mmまでは対応していますが、これを超えると雨水を河川に排水できなくなります。


そこで河川の氾濫の危険性を解消するために1時間あたり60mm程度の大雨に対する治水対策として横浜市では雨水幹線を整備しています。


下水道はいったん整備されますと、二度と私たち市民の目に触れることはありません。そして、地味で目立たない存在ではありますが、こういう社会インフラこそが私たち市民の、いざという時の安全を守ってくれています。横浜市の借金が大きいのは事実ですが、一方で、こうした社会インフラに掛っているのも事実です。


ぜひ、市民のみなさんにも実際の現場を見てもらって、そして、横浜市を考えるキッカケになればと思い、今回、見学会を開催しました。

雨水幹線の入り口を上から覗いた様子。下まで60メートル!
雨水幹線の入り口を上から覗いた様子。下まで60メートル!


だいぶ下が近づいてきました
だいぶ下が近づいてきました


上を見たところ。60メートルはマンション20F分の深さです
上を見たところ。60メートルはマンション20F分の深さで


新羽末広幹線の入り口です
新羽末広幹線の入り口です


酸欠にならないように3.3km先までダクトで新鮮な空気を送ります
酸欠にならないように3.3km先までダクトで新鮮な空気を送ります


雨水幹線の中も歩かせてもらいました
雨水幹線の中も歩かせてもらいました


帰りはエレベータで上がります。私は帰りも階段で!
帰りはエレベータで上がります。私は帰りも階段で!

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