2011年7月21日 13:37
東京大学が秋入学への切り替えを検討しているというニュースが日本経済新聞の1面に載ったのは1カ月前くらいのことだったでしょうか。そのニュースは大変な驚きを与えたと同時に、大きな期待を寄せることがそこかしこで聞こえています。特に日本の国際競争力の低下を憂いている社会人、教育関係者は軒並み、このニュースに反応していましたし、当然、賛成の立場を表明していました。
いよいよ東大の学生の獲得において国際競争を意識し始めた(言い方を変えれば、春入学のままでは優秀な学生を獲得できないと考えているのかもしれない)証と言えます。東大が動く意味は大きく、良くも悪くも日本は東大を頂点として、大学の序列が出来あがっているため、今後、東大の動きに追随する動きが出てくる可能性は高いと言えます。
そうなってくると、ぜひとも東大にもう一歩踏み込んだ入試改革をやってもらいところ。それは英語の試験。TOEFLのスコア提出を義務付けてもらえないものだろうか?長らく、日本は英語教育に失敗し続けてきた。私も失敗した一人だ。中学、高校と6年間、大学で4年間、英語を勉強しているのに使えない・・・・。
理由は簡単で、聴く、話すことを学んでいないから。だから東大の入試改革に期待したいのです。TOEFLのスコア義務付け。TOEFLをやれば、イヤでも聴く、話すことを勉強しなければいけません。先日、大阪府立和泉高校の中原校長先生を訪ねた時にも、TOEFL対応の英語授業を受けている生徒たちの学力向上が目覚ましいという話を聞きました。
東大がTOEFLを視野に入れた入試に切り替えれば、他の大学も動きでしょうし、何より、そこに繋がる高校、あるいは中学校での英語の勉強方法にも変化が生じることでしょう。本来であれば、こうした教育改革は国会で議論して欲しいところですが、どうもそういう動きにはなっていません。だから、東大に期待したい。
そして秋入学は就職の在り方にも一石を投じることになります。今の日本の、一括採用はもう明らかに時代遅れです。企業の年功序列が崩れているのに、就職活動だけは年功序列時代の慣習のまま。ここも大学の入学時期が変われば、少しずつ変化が出てくるでしょう。実際、経済同友会も東大の秋入学については「サポートしたい」とエールを送っています。
横浜でも市立高校をはじめとする学校教育の改革に、私なりに微力ですが、今後政策提言をしていきたいと思っています。そして・・・・・・自分自身の語学力をしっかりと磨かなくてはいけないと痛感しています。
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