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ボーナスカット条例の否決と会派の対応〜市の責任、議会の責任

統一地方選挙が終わって、みんなの党横浜市会議員団としてボーナス削減条例を提案していました。提案に至った経緯は、これまでブログでも、4コマ漫画でも、市政レポートでも、何度もご報告してきた通りです。


残念ながら、本日の本会議で私たちの提案した条例は否決されました。ご存知の通り、みんなの党横浜市会議員団14人中、11人が新人です。Y150の意思決定には関わっていなかった人たちです。それでも、ボーナスをカットしようと意見がまとまったのは、議員として選ばれた以上、過去から連綿と続く議会としての責任を果たそうという矜持以外何ものでもありません。


くどいようですが、私たちはY150そのものを否定しているわけではないのです。しかし、あの事業につぎ込んだ原資は財政調整基金、82億円です。財政調整基金は現下の震災等の非常事態に使うための特別なお金。それをわざわざ取り崩して実施した事業で、25億円の赤字が発生しました。この赤字は税金で穴埋めしています。僕が市民なら、「市は責任を取ったの?議会は責任を取ったの?」と言いたくなります。前市長にも、当時の幹部職員にも当然、責任はあります。ただ、それもひっくるめて、現市長は「責任の所在は様々で、特定の誰かが責任を負うのは適当ではない」という態度です。本当に残念でなりません。


だからこそ。まずは議会が率先して身を切ろうじゃないか、それで全部がチャラになるわけではないにしても、せめて反省を形に表そうじゃないか、というのが今回、条例を提案した背景です。


本日、条例が否決されたことを受け、みんなの党横浜市会議員団では協議を行い、みんなの党横浜市会議員団14名は自主的に期末手当をカットし、基金として積み立てる方針としました。積み立ての期間及び金額については条例でうたった内容と同程度とします。基金の使い方等については今後の横浜市の発展に寄与するものとしたいと考えておりますが、積み立て方法も含め、法的な問題を整理した上で改めて今後の方針について明らかにしたいと思います。


供託という選択肢もありましたが、この方法では私たちが身を切ることはできても、そのお金が横浜市には入りません。せっかく身を切るのであれば、Y150の反省に立ったお金の使い方をしたいというのが会派の考えです。そこで基金という形で積み立てることにしました。基金をどうやって使うのか、規約も含めて法的な整理は必要です。私たちは法的な問題をクリアした上で、横浜市の今後の発展に寄与する形で基金を運用したいと思っています。そして、市民と行政の距離が離れたまま実施されてしまったY150の反省に立って、できれば、基金の使い方については広く市民の皆様からアイデアを集めたいと考えています。この辺の方針については、細部をつめた上で、今後、明らかにしたいと思います。


みんなの党は議会改革を標榜しています。それはこれからの地方自治をよりよいものにしていくために、横浜市を真に世界に通用する都市にしていくために、避けて通れないと思っています。そのためにも、自らの行動には自ら責任を持てる議会、議員でありたい。


この結論に至までに会派では何十時間と議論してきました。決して大げさな表現ではなく、夜遅くまで議論してきました。この結論に至るまでにも、激しい議論を交わしてきました。想いは1つです。市民に信頼される議会を作りたい。ただ、それだけ。そのためにも、条例を提出した以上、その結果に対して、僕たちはどう行動すべきだろうか。その一点だけを考えて、喧々諤々、議論し、上記の結論に至りました。

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