No.40 お母さんたちは中学校給食を望んでいるのに・・・ (2011年2月号)

努力規定とはいえ、法律で定められている中学校給食。全国で80%以上の国公立中学校で実施されている中学校給食。殆どのお母さんが望んでいる中学校給食。なぜ、横浜市では中学校給食がないのでしょうか。コスト面でも、財政負担を抑えながら実施できる給食方式も存在する中で、横浜市が中学校給食を実施しないのはおかしいと思いませんか?

 

中学校に進学する際に、町田市に越境できないかしら?」。緑区内の小学校にお子さんを通わせているお母さん達から聞いた言葉です。お母さん達の間で、冗談とはいえ、こういう会話がしょっちゅう飛び交うと聞きます。

 

学校給食法第四条。「義務教育諸学校の設置者は、学校給食が実施されるよう努めなければならない」。法律で給食は実施するように定められています。

全国ではどういう状況になっているのでしょうか。文部科学省の調べによると、国公立中学の実に80%超が中学校給食を実施しています。それも、主食とおかず、ミルクが揃った、いわゆる完全給食です。

法律で定められていて、保護者も望んでいる。しかも、全国で殆どの自治体で実施されている中学校給食。横浜市だけ実施していないのは、おかしいと思いませんか?

この問題、議会で取り上げるとどうなるか、想像できますか?実は野次が飛んできます。「お弁当はお母さんの愛情なんだ!(だから、今のままでいいんだ)」。法律で定められていて、全国では当たり前に実施されていて、しかも地域でも望む声が強い、中学校給食。私は何とか中学校給食を実現したいと考えています。東京都に至っては、中学校給食を無料化しようと議論しているのに、実施のメドすら立っていない横浜。今の議会が市民の声を反映していると言えるのでしょうか。

平成22年4月、相模原市が中学校給食の実施に踏み切りました。献立は栄養士が作り、調理は民間委託。出来あがった給食を学校に配達する、いわゆるデリバリー方式です。コストを抑えられるのが特徴です。横浜市も同じ方式を採用すれば、年間15億円程度のランニングコストで実施可能。検討の余地アリ、です。

2011年2月号.pdf