家守「THE CAVE」を立ち上げました

3年前の夏、北九州のリノベーションスクールに参加して以来、遊休不動産を活用したエリアの再生、リノベーションまちづくりや、公共空間・公共施設の再生のよるエリア活性化などを議会の中で提案してきました。そのうちのいくつかは、今、まさに進捗しようとしつつあり、議会の中で唯一、このテーマに取り組んできた者として、自負をしています。

 

一方で、自分の中でムクムクともたげる、ある思いが抑えられませんでした。議員として政策を提案するだけでなく、自分自身も汗を流してみたい。汗をかくことによって肌感覚を身につけられるため、ひいてはそれは今後の政策提案にさらに重みが増すだろう。

 

THE CAVE。東京の嶋田洋平さんと、横浜を拠点に芸術活動を展開する石神夏希さん、そして駒岡の不動産オーナーである岩崎さんと僕の4人で、それぞれ出資金を出して設立した会社です。イゼザキモールの入り口にある、関東大震災の復興ビルとして建設された「イセビル」の地下1階を使って、アーティストの創作活動を支援する拠点を運営します。この秋、オープンです。

 

ここに来るまで、本当に長い道のりでした。もうかれこれ一年は経つんじゃないでしょうか。物件が見つかってから、家賃交渉をして、事業計画を練って。特に事業計画の部分は時間がかかりました。何度も練り直しをしました。アーティストの支援といっても、この空間で収益を上げながら、その収益でアーティストを支えるというスキームにしたいというのが私たちの思い。色々と紆余曲折がありましたが、なんとか事業計画に見通しが立ち、現在、10月のオープンに向けて工事が始まったところです。

 

THE CAVEの情報をFACEBOOKで発信し始めたころ、ある議員にこう言われました。「駅前じゃないっすか」。

 

駅前なんだから、集客に困らないでしょう?誰がやってもできるんじゃないの?そんなニュアンスが言外が含まれていたように感じました。この物件は駅前にはあるけど、15年間、空き物件。写真を見ても分かる通り、決して状態がいい物件ではありません。ここで自分たちでリスクを取って、銀行からも借り入れをして、事業をスタートさせる。アーティストの支援をしつつ、経済的には収支を成立させ、イセザキモールのこのエリアに芸術の力で社会的に還元していく、そして、イセビルという歴史ある建物を保有するオーナー様には経済的な還元はもとより、このエリアに社会的貢献を果たす拠点のオーナー様へと、金銭では変えられない価値もご提供していく。

 

もちろん事業である以上、計画通りに進捗するかは始まってみないと分かりません。ここまで嶋田さんや石神さんに負うところが大きかったわけですが、10月以降は岩崎さんや私が果たしていく役割もたくさん出てくるだろうと思っています。

 

伊勢佐木、吉田、福富、野毛とユニークな町で、小さなピンかもしれませんが、一つのピンを打ちます。小さく産んで、大きく育てる。大変なこともあると思いますが、今は本当にワクワクしています。

your action is our future!〜最高にワクワクする横浜を、つくろう。