トピックス

私の葛藤と「間を行く」勇気

いつしか、政治の世界も「YESか、NOか」をはっきりと表明しないといけなくなりました。小泉さんの郵政解散選挙がその分岐点だったのでしょう。けど、実際にYESかNOかを明確に言い切れるような事象は少なく、その間に解があることの方が多いのが現実です。 メディアの影響もあって、「間っていうけど、結局、あなたはYESなの?NOなの?」と問われるのは、なかなか難しい状況です。説明の十分な機会があれば、あるいはメディアが十分に報道してくれればいいのですが、そこにも課題があります。 具体例を挙げてみましょう。今、横浜市では新市庁舎建設の是非が議論されています。新市庁舎の建設は「YESか、NOか」。一見、分かりやすそうなテーマですが、実はそれほど簡単なことではありません。結論から申し上げれば... 続きを読む

1年を振り返って

3月11日、14時46分。この時は私はこども青少年・教育委員会の常任委員会に出席していました。地震への不感症といいますか、最初のうちはその場の誰もがすぐに収まるだろうと様子を見ていたのをはっきりと覚えています。「ドアを開けろっ」。自民党の横山議員の一言で、職員が扉に飛びつきました。それとほぼ時を同じくして、議員、職員の携帯に緊急メールが届き、外を見ると関内市庁舎周辺のビルが柳のように揺れていました。そして通りはあっという間にビルから出てきた人で埋め尽くされました。 その後の混乱はご案内の通りです。そして震災はまだ終わっていません。3.11のあの晩、私たちが覚えた不安を被災地の人たちは今でも抱えています。不安だけではありません。家族を亡くした悲しみ、家をなくした悲しみを抱えたま... 続きを読む

横浜市・新市庁舎建設凍結を市長に申し入れ

林新市長が誕生して1週間ちょっと。新聞各社も連日、動向を報道しています。一連の報道の中で、大変興味深いものがありました。それは「新市庁舎建設の優先度は低い。先送りすべき」という市長インタビュー。 以前にブログや街頭演説、市政報告会でお伝えした通り、現在、横浜市では新市庁舎の建設に向けて動き始めています。1500億円の財政出動が必要とされる新市庁舎の建設は横浜市の厳しい財政状況に加え、昨今の経済情勢の変化による当初見込みの狂いなどもあり、私は先送りすべきと考えています。 そういった中で、横浜市長が各報道機関との単独インタビューで「新市庁舎の建設は先送りすべき」と突っ込んだ発言をしたので驚いたと同時に、この点については少なくとも林市長を応援できると考えています。 さて、本日、無所... 続きを読む

横浜市の新市庁舎から考えるハード重視の都市形成とソフト重視の都市形成

横浜市では新市庁舎の建設に向けて検討が進んでいます。私は新市庁舎の建設には反対なのですが、それにはワケがあります。 結論からいえば、ハード重視の計画になっているのです。市職員の人数から最低限どれだけの床面積が必要か算出できます。そこをスタートに、あとは床面積を拡充してテナント貸しをする案、あるいは分庁案などがあります。一応、関内地区の活性化を図っていくことにはなっていますが、計画を読む限り、関内地区の活性化のあるべき姿を検討し、そこから新市庁舎の建設の必要性が導き出されたとはなっていません。そう、ハードありきの計画なのです。 これは横浜市に限った話ではありませんが、日本の都市計画の大きな反省点はハード重視にあることは明らかです。都市計画法自体が戦後、アメリカ型にシフトしていま... 続きを読む

1年を振り返って

早いもので世間はもうご用納め。1年の最後ですから、2008年がどんな1年だったか振り返ってみたいと思います。 私にとって2008年は市会議員2年目となる重要な年でした。1年目に議会日程を一通り経験し、1年のリズムを掴んだ2年目でしたから、今度はさらに具体的なアクションを起こしていく1年と位置付けていました。年初には市民の方から頂いた相談がキッカケで予算要望にAED設置を盛り込めました。お陰で市内450か所の小中学校にAEDが設置されました。 朝日新聞が報じたように、年初に私が手帳の余白に書き込んだのは「PFIの問題点を指摘し、解決策を提示する」でした。これまでにブログで何度も取り上げてきましたので、ここで詳細は省きますが、水面下で市側と何度も意見交換を行いましたが、いつも平行... 続きを読む